令和元年ケアマネージャー試験過去問第4問目解説
介護支援専門員実務研修受講試験(第22回)問題4

特定疾病(とくていしっぺい)って何かしら?

40歳~64歳の第2号被保険者が介護サービスを利用するには、特定疾病を発症していることが必要なのよ。
特定疾病の種類
1、がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る。)※
2、関節リウマチ※
3、筋萎縮性側索硬化症
4、後縦靱帯骨化症
5、骨折を伴う骨粗鬆症
6、初老期における認知症
7、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
(パーキンソン病関連疾患)※
8、脊髄小脳変性症
9、脊柱管狭窄症
10、早老症
11、多系統萎縮症※
12、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13、脳血管疾患
14、閉塞性動脈硬化症
15、慢性閉塞性肺疾患
16、両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
2、関節リウマチ※
3、筋萎縮性側索硬化症
4、後縦靱帯骨化症
5、骨折を伴う骨粗鬆症
6、初老期における認知症
7、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
(パーキンソン病関連疾患)※
8、脊髄小脳変性症
9、脊柱管狭窄症
10、早老症
11、多系統萎縮症※
12、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
13、脳血管疾患
14、閉塞性動脈硬化症
15、慢性閉塞性肺疾患
16、両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

※印は平成18年4月に追加、見直しがなされたものよ。

以前よりちょっと変わってるのね。
1、末期がん | 平成18年に新しく追加 |
2、関節リウマチ | 「慢性」でなくても特定疾病になった |
7、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病 | パーキンソン病からパーキンソン病関連疾患になった |
11、多系統萎縮症 | 以前はシャイドレーガー症候群だったが、多系統萎縮症全般が対象になった |
①介護保険における特定疾病として正しいものはどれか。3つ選べ。筋委縮性側索硬化症→○

ALSね。

アイスバケツチャレンジとか、時々話題になるわね。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。難病情報センターより
ケア美はALSの方を担当したことありますが、難病を前に何もできませんでした。ものすごく進行の早い方だったので、信頼関係をも気づけないまま、あっという間に入院して契約終了になりました。保健所のある中核都市で働いていたので、保健所の精神難病班の方にとってもとっても助けられました。